野球の面白さについておもむろに8つほど語ってみる

私はスポーツ全般が好きなので、野球・サッカー・ラグビー・バレー・テニスなど、時間が合えば見ています。しかし、最近になって思うのは「やっぱり野球が性に合ってる」ということ。もともと野球少年なので当然ではありますが、サッカーも友人に誘われて時々プレーしていました。

特にサッカーが嫌いなわけではなく、サッカーの試合もちょくちょく見るので好きな部類です。とはいえ、一番好きなのは野球なのです。我ながら不思議になり、なんで野球が好きなんだろうと、あくまで個人的な趣向ベースで少し真面目に考えてみました。

観戦する側の視点

見る側の視点から考えてみましょう。順番は特に関係ありません。思いついた順番です。

1.1対1の戦いアツい

ランナーや野手もいますが、基本的にはピッチャーが投げたボールをバッター打つかどうかの戦いです。注目する点が絞られていて見応えがありますし、まさに一球一球に集中出来るので楽しいです。ボールがキャッチャーのミットに収まるかどうか、バットを振るかどうか、打ったボールがどこへ行くのか。コンマ数秒に野球の醍醐味の全てが詰まっていると言っても過言ではありません。

2.ワンプレー毎に試合が途切れるので見やすい

一つ一つのプレーが途切れる、というのは野球観戦が苦手な人だとこれが欠点として挙がります。しかし、個人的には何十分も「目が離せない」というのは疲れます。考え事が好きなので、試合を見ながら「次はどうなるのか」「自分だったらどうするのか」などなど、試合を見つつ考えながらスポーツを楽しめるのは魅力的です。頭の回転が早い人は気にならないのでしょうが、適度にプレーが途切れてくれた方が落ち着いて楽しめますよね。

3.野球は9回2アウトから

時間で試合が終わらないので、ぎりぎりまで可能性を信じて観戦できるのも魅力の一つです。「野球は9回2アウトから」なんて言われますが、この状況から逆転サヨナラというのも別に珍しいことではありません。見ている方としては、最後のアウトを取るまで楽しめるスポーツというのは見ていて飽きませんよね。 

4.ランナーや守備によるサプライズ

ランナーや野手の見せ場は限定的です。盗塁がない試合もあれば、ファインプレーのない試合もあります。しかし、その分そういう良いプレーが出た時には良いサプライズとなって試合を盛り上げてくれるのです。2アウト1塁という平凡な場面が盗塁によって2アウト2塁になれば一気に試合が動き出します。また、あわやタイムリーという当たりがファインプレーによって防がれれば、観客も湧くでしょう。ピッチャーとバッターだけが野球ではないと魅せてくれるプレーが飛び出せば、また何かあるのではないかとワクワクしますね。

プレーする側の視点

まだまだ良さは語れそうですが、そろそろプレーする側の視点にも移りましょう。

 

5.必ず活躍の場が回ってくる

攻撃では必ず活躍するチャンスが回ってきます。バットにボールに当たらなくても、ボールを遠くに飛ばす力が無くても、太っていて足が遅くても、打席は平等に回ってくるのです。下手な人でも活躍する場があるというのは有り難いです。守備の場合、ボールが飛んでくる場所というのは選べるものではありません。そのせいでボールが飛んでこない事もありますが、下手だからといって活躍する機会がないということでもないのです。ボールが飛んでくれば活躍のチャンス。練習の成果を見せる時です。

6.集中するのは一瞬だけ

2番と重なる所もありますが、集中力というのはずっと続くものではありません。守備も攻撃もボールを投げる一瞬だけ集中できれば良いというのはやりやすいです。ボールを投げる瞬間に、ぐっと試合に集中し、ボールがバットにあたった瞬間アドレナリンが吹き出す感覚は病みつきでしょう。

7.投げる捕る打つ感触

これはやったことがない人には分かりにくい事かもしれません。ボールを投げてそれが思ったところに飛んで行く感触。ボールを綺麗にキャッチした時の感触。バットでボールをクリーンヒットさせた時の感触。これはなかなかに格別なものがあります。人によってはキャッチボールだけで満足できるのではないでしょうか。かくいう私もキャッチボールだけでも野球?を楽しめてしまう人間の内の一人です。

8.ピッチャー以外はそれほど疲れない

マラソンやサッカーのように長時間疲れるまで走るのが好きな人にとっては、これは逆に嫌いな点になるかもしれません。しかし、個人的に野球の疲れは「心地よい疲れ」程度に収まるので丁度良いです。練習自体は辛くても、試合中は終始ベストなコンディションを保ったままプレーできます。8回や9回に疲れ果てて思い切りバットが振れないというのは無いでしょう。ただ、投手は別です。

ただの個人的感想です

まだまだ良い所もありますし、悪い所もあるでしょう。これはあくまで個人的な感想なので、真剣に捉える必要はありません。「私は野球のこんな所が好きだ!」なんてのがあれば、コメント欄にでも書き込んで下さい。

野球談義に花を咲かせるのも楽しそうですね。

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