Windows10の無料アップデート期間が迫っており、しつこいぐらいにWindows10にアップデートしろという圧力がWindows7らのユーザーに掛かっているらしいです。
私はかなり初期の段階でWindows10にアップデートして苦労した側のユーザーなので特に困っていないのですが、もしWindows10にアップデートしなかったらどうなるのかについて簡単に調べてみました。
ぶっちゃけ、しばらくの間は特に困らないでしょう。
ただ、Windows8の時とは異なり、Windows10はMicrosoft的には「最後のOS」にしたいらしいので、ずっと7や8のままというわけにはいきません。まあ、「最後のOS」はちょっと大袈裟な言い方で、要するに「頻繁に新しいOSを作りたくない」というのが本音でしょう。
今後はWindows10を改良していく形で新しい時代に備えたいということらしいのです。
これはある意味OSを選べなくなるということで、突然UIが変わってしまうような大きな変更が起こる様になるということかもしれません。
とはいえ、OSの一部のUIなどは「ClassicShell」のようなアプリを使って見た目を変更することが出来るようになっていますし、今後はOSを選ぶのではなく、自分で自分好みにOSをカスタマイズしろということなのかもしれません。
まあ、それでも出来ることは限られていますが。
ここで話は戻りますが、OSを買えなかったとしてもWindows7なら最低限のサポートは2020年末まで受けられます。ただ、最新のCPUのサポートが早期に打ち切られるなど、サポートの幅は狭められており、いずれは切り替えなければならなくなるのは間違い無さそうです。
Windows8の場合は2023年までサポートが受けられますが、Widows8から10にアップデートする場合にはトラブルも少なく、使い勝手も変わらないの無料でアップデート出来るうちにしてしまった方が良いかもしれません。
個人的には、「どうせ必ず新しいOSに慣れる必要があるのなら早い方が良い」ということでとっとと切り替えることをオススメしますが、人によってはトラブルが起きて苦労する可能性はあります。ただ、アップデートに関しては改善されており、2015年程のトラブルは起きていないようです。
とは言え、リスクは避けるに越した事はありません。
今アップデートしないとなると、後でWindows10の導入にお金を掛けることになります。もし、1年か2年でPCの買い替えを考えているなら、それを待っても良いでしょう。
しかし、今のPCを長く使う予定ならお金を払ってWindows10を入れるのは馬鹿げていますし、ずっとWindow7を使い続けるのはサポートが切れた後のセキュリティ上の懸念があります。まあ、気にしない人はそれでも良いと思います。
実際、攻撃を受けることのないオフライン端末ではXPを使い続けているというケースも珍しくありません。
同じPCを同じ構成のまま、もしくはパーツだけを付け替えながらヘビーに使い続けるのであれば更新。買い替え予定があるとか、たまにしか使わない微妙なPCなら放置。というところでしょう。
XPのサポートが切れるタイミングでも同じような議論が出ましたが、今回はWindows10の次がいつ出るか全く予想がつかないため、あの時よりも更新する必要性が増しているということです。
どちらにせよ、セキュリティが強化されているWindows10への切り替えは「まともな企業ほど」進んでいくでしょう。そういう点を鑑みれば、たとえWindows10が使いにくかったとしても、慣れておいた方が良いかもしれません。