人工知能は超努力家!ゲームが下手でも何億回と繰り返しステージクリア

「人工知能が自分でゲームのコツを学んで難しいゲームをクリアした」とか、「囲碁で棋士を破った」なんて話を聞くと人工知能はさぞ頭が良いのだろうなんて思うかもしれません。

人工知能が賢くなってきているのは確かです。しかし、「天才は99%の努力と1%の才能」なんて言うように、人工知能も見えない所で努力しています。その努力は人間の想像を遥かに超えていました。

↓の動画は人工知能が「モンテズマの逆襲(Montezuma’s Revenge)」というゲームをプレイしている動画です。

 

なんとも意味不明な動きで死んでいますが、実は人工知能はこれを1億回以上もプレイして少しずつステージを進めているということらしいです。人間で言えば、「ド下手」なプレイヤーに見えますね。

これはこのゲームに限ったことではなく、囲碁にしても、シューティングゲームにしても同じです。人工知能は学習を繰り返して賢くなっていきますが、1回の学習で学べる量は人間に比べると極わずか。頭が良いか悪いかで言えば、かなり頭の悪い生徒です。

しかし、この頭の悪い生徒も何度も何度も試行錯誤を繰り返していく内に正解を見つけます。その回数が実に1億回。人工知能が今のいままでなかなか実用レベルにならなかった理由が分かるというものです。

現代になってようやく実用レベルの人工知能が出てきたわけですが、これは現代の高性能コンピューターの処理速度とビッグデータの膨大なデータ量があってこそ成し遂げられたと言えるでしょう。旧世代のコンピューターの処理速度とインターネットのない世界の情報量では、とてもではありませんがこのレベルに達することはありませんでした。

人工知能と違って人間は小さな情報(スモールデータ)から様々な事実を学び取りますが、人工知能はその領域にはまだまだ達していないようです。

ただ、この人工知能の持つある種の「ど根性」のようなものは強みです。根性と言っても人工知能は疲れたり、飽きたりしないわけですが、継続的に訓練し続けられる能力というのは人間の比ではありません

頭が悪い人でも努力だけで才能のある人と同じくらいの成果を上げる人もいますが、人工知能はその典型でしょう。まだまだ人工知能の技術は成長途中。これから「才能面」も強化されて行くとは思いますが、今後も注目していきたいですね。

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